ファミコンエミュレータ PocketNES で遊ぼう。
PocketNESはloopy氏が開発されたGBA上で稼動するファミコン(NES)エミュレータです。
エミュレーションの再現性もかなり高いようで、大抵のゲームが動くようです。実行速度やサウンドもかなり忠実に再現されており、押入れなどで眠っているファミコンのゲームを、屋外に持ち出して遊ぶには最適の方法といえます。
(自分の所有していないカセットのゲームをエミュレータで遊ぶことは、ゲームメーカの著作権の侵害に当たります。くれぐれもそのようなことのないようにご注意ください。)
PocketNESの特徴としては
このように非常に便利で実用性が高いPockeNESですが、それほど普及しているとはいえません。
ゲームのイメージをツールでリンクして、それをFAリンカーなどでフラッシュに焼くという作業が面倒で、誰でもお手軽に出来るとはいえなかったからかもしれません。
今回、PockeNESの開発者loopy氏、TeamKNOx、オプティマイズのコラボレーションの結果生まれたのがThingy for
xLAです。
Thingyはもともとloopy氏が作成されたGUIベースのPockeNES用のリンクツールです。
このThingyがULA(USB Linker Advance)とブートケーブル(PLA=Parallel Linker
Advance)に対応したものがこのページでダウンロードできる"Thingy for
xLA"です。
Thingy for xLAの特徴としては
<使い方>
Thingy for xLA(以下Thingy)をダウンロードしてください。PocketNESも当然必要ですのでお持ちでなければダウンロードして解凍してください。
Thingyの使い方は非常に簡単でThingyを起動して、遊びたいファミコンのROMイメージ(複数でもOK)をマウスでドラッグします。
GBAにダウンロードさせる場合は"DonLoad to GBA via xLA"のチェックボックスをONにして、FDDのアイコンをクリックします。
初回のみ、生成したGBAの実行イメージをどこに保存するか聞いてきますので、適当なファイル名を答えます。
更にPockeNESの実行イメージの場所を聞いてきますので、先ほどダウンロードして解凍したPockeNESの実行イメージ(PockeNES.GBA)の場所を指定します。(PocketNES.gbaファイルをthingy.exeと同じディレクトリにコピーしておくと聞いてこなくなります。)
後はPCとGBAをブートケーブルで接続して、GBAの電源をOFF・ONするだけです。勝手に転送されてPockeNESが立ち上がります。
GBAにフラッシュカセットを接続しているときは、GBAの電源立ち上げと同時にGBAの"START"ボタンと"SELECT"ボタンを同時押しします。(マルチブートモードにする)
これで勝手にフラッシュカセットに書き込まれます。
FAリンカーのフラッシュカセットの場合マルチゲーム(複数のGBAゲームを一本のカセットに入れる)でPockeNESがすでに書き込まれている場合は、PockeNESのあるエリアを書き換えます。(PockeNESが無い場合は頭から書き込むのでマルチカセットではなくなりますのでご注意ください)
<ダウンロード>
Thingy for xLA (thingy.exe) Ver 1.1 プリンターポート版
Thingy for xLA(thingy_usb.exe) Ver 1.1 USB版
<ROMの吸出し方法へのリンク>
EMULATE STATION