EZ-ARM7

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EZ-ARM7(LPC2214) mini EZ-ARM7(LPC2138)

PHILIPSの144ピンARM7マイコンLPC2214を搭載したマイコンボード

PHILIPSの64ピンARM7マイコンLPC2138を搭載したマイコンボード
MINI EZ-USBを接続することで、フラッシュプログラム、JTAGデバッグ、
USBによる電源供給が行える


EZ-ARM7の特徴

グローバルスタンダードなARM CPUを搭載したローコストなCPUボードです。
NXP社のARMマイコンを採用することにより下記のような特徴を実現しています。

EZ-ARM7 mini EZ-ARM7
CPU LPC2214 LPC2138
フラッシュ
ROM
256Kバイト 512Kバイト
SRAM 16Kバイト 32Kバイト
汎用I/O
(5V耐圧)
最大112本 最大47本
外部バス 8/16/32bit
アクセス
無し
A/Dコンバータ 8ch 10bit 8ch 10bit * 2
D/Aコンバータ 無し 10bit
リアルタイムクロック
(RTC)
バックアップ不可 バックアップ可
32Kクリスタル搭載
タイマー 2ch 32bit
(4キャプチャ、4コンペア)
2ch 32bit
(4キャプチャ、4コンペア)
PWM 6出力 6出力
UART 2ch 2ch
I2C 1ch(400Kbit/s) 2ch(400Kbit/s)
SPI 2ch 2ch(SPI/SSP)


更にCPUボートの特徴として
開発環境の特徴として
そして何よりもEZ-ARM7キットは\3980と低価格です。
CPUチップは予め基板に実装済みですので確実に製作できます。
LPC2214ブロック図(PHILIPSデータシートから抜粋) LPC2138ブロック図(PHILIPSデータシートから抜粋)

LPC2214データシート(PHILIPS)
LPC2214ユーザマニュアル(PILIPS)

LPC2138データーシート(PHILIPS)
LPC2138ユーザーズマニュアル(PHILIPS)

コンセプト

高性能な組み込み用ARM7ボードを開発環境も含めてEZ(お手軽・安価)に提供することを目的に開発しました。

ARMは非常にオープンなCPUであるため、JTAGデバッガを作成するための情報などもARM社のHPから入手することが出来ます。開発環境としてはスタンダードなGCC/GDBをフリーで使用できます。

今回オプティマイズではEZ-USBを使用したARM7用のGDBリモートスタブとJTAG経由のフラッシュ書き込みツールを開発しました。
これにより、従来にないローコストかつJTAGデバッガを使用した使いやすい開発環境を構築することが可能になりました。

スペック

EZ-ARM7 mini EZ-ARM7
基板寸法 60.96mm x 50.8mm 40.64mm x 43.18mm
高さ 11.5mm 11.5mm
穴寸 3mm 3mm
重量
(mini EZ-USB用ピンヘッダ含む)
約13g 約9g
注)いずれの値も誤差を含まず

電気的仕様は特に規定していません。(保証はありません)
消費電流ですが、使用機能、動作速度、外部回路などによって変化します。

常温では、LED点滅プログラム実測で下記の値を取りました。
CPUクロック EZ-ARM7 mini EZ-ARM7
58.98MHz 約49mA 約55mA
14.745MHz 約15mA 約23mA


謝辞

EZ-ARM7は下記のHPで提供される情報、あるいは公開されているソフトウエアを使用させて頂いております。
ありがとうございます。この場を借りてお礼を申し上げます。