コンパイル環境の導入
GBAのコンパイラは数種類発表されていますが、最もメジャーと思われるdevkitadvanceをインストールします。
devkadvanceの入手は公式サイト(http://devkitadv.sourceforge.net/index.htm)lから可能ですがRlease4の公開版にはmake関連で一部不具合があるようですので私が使用しているバージョンを置いておきます。(DarkFader氏のHPで公開されていたバージョンです)
devkitadvanceはLinux版などもありますが、Windowsのほうがお手軽に開発できますのでWindows版をベースに解説します。(注:Windows2000/XPにて動作確認をしています。Window98ではmakeがうまく動かないようです。)
<インストール手順>
- devkitadv.zip(13MB)をダウンロードして解凍する。
Cドライブに開発用のフォルダー"GBA"を作成する。
devkitadvのフォルダーの中にdevkitadvのフォルダーが出来るのでこれを先ほどのC:\GBAにコピーする。
- setenv.batをダウンロードして、C:\GBAにコピーしておく。
- ブートケーブルのコンソール版ツールbtcons.exeをダウンロードして。C:\GBA\DEVKITADV\BINにコピーする。
- サンプルゲームpuzzle.zipをダウンロード&解凍する。フォルダpuzzleごとC:\GBAにコピーする。
<使用方法>
- DOS窓を開き、"cd c:\gba"でGBAのディレクトリに移動する。
- "setenv"で環境変数をセットする。
- "cd puzzle"でサンプルゲームのディレクトリに移動する。
- ブートケーブルでGBA(カートリッジは入れない状態)とPCを接続してGBAの電源を入れる。
- "make run"でコンパイルが開始され、終了後btconsにより自動的にGBAにプログラムが転送される。
- GBAの画面に"PUSH START"が表示されればOK。
- btconsの終了はキーボードから"Ctrl + C"を押す。