ここではキットの組み立てを解説します。
(V2.0以前のキットの組み立て方はこちらを参照してください)

まずキットが届きましたら部品を確認してください。

部品 備考
IC実装済み専用プリント基板 1 AN2135SCとXC95144XLを実装済み
クリスタル(12MHz) 1 極性無
USB−Bコネクタ 1 基板の裏面に仮止めしてありますので、取り外してご使用ください
チップ抵抗 2.2KΩ 2 222 or 2201
チップ抵抗 22Ω 2 220 or 22R
チップ抵抗 1.5KΩ 1 152
チップ抵抗 10KΩ 2 103
電解コンデンサ(SMD)
 47uF or 100uF
2 極性あり
レギュレータ(3.3V) 1 極性あり MC33269 or LD1117-33
チップコンデンサ .1uF 9 極性無
チップコンデンサ 22pF 2 極性無
40Pピンフレーム 3  
極細はんだ 1  


組み立て手順

  1. 極まれに、基板製造上の不具合がある場合がありますので、念のため組み立て前に、各電源ライン(+5V、+3.3V、GND)間がショートしていないかテスターの導通モードで確認しておきます。(+3.3VとGND間が数K〜数MΩになるのは正常で、ショートの場合は0Ωになります)
    (USBコネクタは基板の裏面に仮止めしてありますので、取り外してください)

  2. 裏面のチップコンデンサから半田付けします。チップ部品の半田付けはこちらのページを参考にしてください。


  3. 表面も半田付けします。背の低い部品から順番に半田付けします。電解コンデンサには向き(極性)がありますので注意してください。
    V2.02以降の基板はレギュレータにMC33269を使用します。
    熱量のある半田ごてでレギュレータ上部(耳)の部分もしっかり基板に半田付けしてください。
    電解コンデンサの向きは逆になっていますので、基板のシルク(白文字)印字の向きに取り付けてください。
    V2.02以前の基板

  4. USBコネクタを半田付けしたら、電源を入れる前に各電源ライン(+5V、+3.3V、GND)間がショートしていないかテスターの導通モードで確認しておきます。


  5. CypressのHPからダウンロードしたEZ−USB開発キットのソフトはPCにインストールしていますか?もし未インストールならインストールしてください。そしてPCを立ち上げた状態で、カメレオンUSBと接続して見てください。ドライバが勝手にインストールされるはずです。(もしかしたらWindowsの種類によって違うかも)
    ドライバのインストールが終わったら、スタート->プログラム->Cypress->USB->EZ-USB Control Panelを起動して見てください。こんな画面が出ればEZ-USBはちゃんと動作しています。

    うまくいきましたらカメレオンUSBからUSBケーブルを抜いてください。

  6. 最後に40ピンのピンフレームを半田付けして完成です。
    (ピンフレームを最後にしないと修正(リワーク)作業がしにくくなります)