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カメレオンUSB FX2の特徴
- Cypress EZ-USB FX2LP(CY7C68013A-56) + アルテラMAX2 CPLD(EPM570T100)。
- FX2LPのFIFOとMAX2は基板内部で直結され、300Mbps超の速度でPCとMAX2間でデータ転送可能。
- USB接続なのでノートPCでも利用可能で場所を選ばず、別電源不要。
- MAX2の書き込みをUSB経由で出来る。(専用の書き込みハード不要)
- EZ-USBのファームウエアはPC側の個別アプリケーションが必要に応じてダウンロード。MAX2を書き換え、接続先を変えるだけで様々な目的に使用出来る。(これがカメレオンの由来です)
- 開発ツール(FX2LP、MAX2)が無料で入手可能。
- MAX2の57本のIO、570個のロジックエレメントが自由に使用可能。
FX2LPの供給する48MHzクロックをMAX2ロジックで使用可能。
- MAX2は3.3V/2.5V/1.8V/1.5Vと多彩な標準I/O規格に対応しており、またホットスワップやホットソケットなど柔軟な電源管理が可能。
- PCB内にユニバーサルエリアを設けてあるので、簡単な回路を基板上で組みことが可能。
- 電圧レベル変換用のTTLをユニバーサルエリアに実装できるので、5V I/Oとのインターフェイスが可能。
- 標準的なファームウエアや、シンプルで使いやすいライブラリがソースコードで提供されているため、ユーザのアプリケーション開発の効率化が図れる。
- USB、VHDL、Verilogの学習に最適。
カメレオンUSB FX2のコンセプト
EZ-USB FX2にはGPIFと呼ばれるプログラマブルなインターフェイスが搭載されているため、パラレルバスやハードディスクのIDEバスなどには簡単に接続することが出来ます。
ところが最近のバスはパラレルバスからシリアルバスへと変更されています。
(ハードディスクもIDE(パラレル)からSATA(シリアル)に移行しています)
FX2LPは単体ではシリアルデータに対応することは出来ません。
またカメラやTV放送もアナログからデジタルに切り替わりつつあり、
通信速度も高速化しています。
このような状況下で、特定用途機器や趣味・研究開発で高速なデジタルデータを簡単に扱うために「カメレオンUSB
FX2」を開発しました。
FX2LPとMAX2(CPLD)でデータを収集して、PCの高性能なCPUでデジタル処理を行うことで様々な可能性が開けることと思います。
謝辞
カメレオンUSB FX2は下記のHPで提供される情報、あるいは無償のソフトウエアを使用させて頂いております。
ありがとうございます。この場を借りてお礼を申し上げます。