MINI EZ-USB

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MINI EZ-USBの特徴

・CypressのEZ-USB(AN2131SC)を使用した超小型基板(40mm*24mm)
・USBコネクタ、26ピンのコネクタを実装せずに使用すればさらにコンパクト
・18本の全てのI/O、I2C、クロック、電源信号をコネクタに引き出している
・Cコンパイラを含む開発ツールがCypressのHPから無償でダウンロード可能
・EZ-USBのプログラム(FW)をPCからダイレクトにダウンロード可能
・EEP-ROMと+5Vを接続することにより、PCと接続せずワンチップマイコンとして使用可能
・EZ-USBは8051CPU、8KRAM、SIO、I2C、タイマー、割り込みなど内蔵

コンセプト

USBインターフェイスはPCに無くてはならない存在です。電子工作でもPCとの接続方法としてUSBはもっとも便利な手段です。
オプティマイズは「USB+CPLD」のカメレオンUSBをリリースしていますが、こちらはCPLDの論理設計などが必要でありちょっと敷居が高くなっています。
それほど多くのI/Oや処理速度は必要ないといった場合に手軽にUSBを使いこなすために今回のMINI EZ-USBボードを開発しました。

通常USBはあくまでもPCと目的の回路をつなぐ手段であり、目的ではありません。そこで今回はできる限りコンパクトに作ることにしました。コンパクトであれば基盤の余っているスペースに実装することができますし、パラレルインターフェイスとUSBの変換や、ゲーム機との接続のためのケーブルなどに場所をとらずに組み込むことができます。

EZ-USBはとてもユニークなチップで、PCからプログラム(FW)やUSBのIDを簡単に更新することができます。このプログラマブルな点はアマチュアの電子工作に使用する上で非常に便利です。またドキュメントやツール類がサイプレスのHPから無償でダウンロード出来るのも見逃せません。

今回誰でも簡単にUSBを使いこなせるように、Cypressのツールの使い方からCコンパイラを使ったFWの開発までを解説します。

このHPの内容により、一人でも多くの人がEZ-USBや電子工作に興味を持っていただければ幸いです。

謝辞

MINI EZ-USBは下記のHPで提供される情報、あるいは無料のソフトウエアを使用させて頂いております。
ありがとうございます。この場を借りてお礼を申し上げます。